雨の日が続いたり、夏の蒸し暑さが厳しくなったりすると、室内の湿気が気になります。
特に、ペットちゃんの遺骨を骨壺でご自宅に保管されている方にとって、「この湿度で大丈夫だろうか」と不安になることもあるのではないでしょうか。
湿気は骨壺内にとどまらず、遺骨そのものにも影響を及ぼすことがあります。
この記事では、湿気による変化のリスクと、ご家庭でできる対策、そして当斎場でご案内できる選択肢についてご紹介いたします。
遺骨は湿気に弱い?カビや変質を防ぐために知っておきたいこと
湿気の多い季節に起きやすい「遺骨の変化」
ご遺骨は自然素材であるため、空気中の水分を吸収しやすく、湿気がこもることで変色や異臭、カビの発生につながることがあります。特に、閉じた骨壺の中では空気が循環しにくいため、湿気がこもりやすく、気づかないうちに状態が変わっていることもあります。
骨壺内でカビが発生する原因とリスク
・蓋がしっかり閉まっていない場合
・乾燥剤が入っていない、または効果が切れている場合
・高温多湿の環境に長期間置かれている場合
一度カビが生じてしまうと、完全に取り除くのが難しくなるため、早めの対策が大切です。
自宅でできる湿気対策と骨壺保管の工夫
骨壺を置く場所で気をつけるべきこと
✅ 窓際や直射日光の当たる場所は避ける
✅ エアコンの風が直接当たらない安定した場所に置く
✅ 木製家具の上など、湿気を吸収しにくい材質の上に置く
湿気を防ぐグッズと工夫
・乾燥剤の活用:定期的に交換できるものを選びましょう
・密閉性の高い骨壺袋:湿気の侵入を防ぐ工夫がされた素材を選ぶと安心です
・収納ケースの選定:密閉容器やチャック付き袋に保管すると、湿気の進入を防げます
これらの工夫により、ご遺骨を長く清潔な状態で保つことができます。
当斎場でできる湿気への配慮と供養の選択肢
手元供養から納骨への切り替えのタイミング
当斎場では、手元でのご供養が難しいと感じられた際、納骨への切り替えをご案内しています。特に湿気の多い時期は、室内納骨のご相談をいただくことも多くなります。
湿気が気になる方へおすすめの保管方法
当斎場では、湿気に配慮した骨壺・骨壷袋のご案内も行っております。また、ご希望に応じて永代供養や納骨壇など、湿度管理がしやすい環境での供養方法もご検討いただけます。
まとめ
梅雨や夏の高湿度の時期は、ご遺骨の保管にも気を配る必要があります。
当斎場では、大切なペットちゃんのご遺骨を心地よく、そして清潔に保つためのお手伝いをしております。
ご不安やご相談がある際は、どうぞお気軽にご連絡ください。